パグの話と思い出話

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パグが好きだ。

5歳のときにお父さんが

急にパグを家に連れて来た。

名前は”だいちゃん”、頭のいいオスだった。

5歳だったわたしにとって、

弟だったりお兄ちゃんだったり親友だったりしたので、

とても思い入れが強い犬だった。

小学校のとき、友人のパグも預かった数ヶ月間、

パグ3匹に囲まれて生活していた。

エサを食べるとき、

鼻がぺちゃんこなせいか

顔全体でエサを食べる。

ふがふがいいながら、ガツガツ食べる。

3匹、絶対ゆずらない。

そのとき顔が下向いてるから、

おしりばっか見えるんだけど

パグのしっぽがくりんとなってる。

3つのくるりんとなったしっぽが面白くて、

ずっと近くで見ていたのを思い出す。

(このイラストは間違えたけど体の色と確か一緒だった。くりんとなってる。)

そのあと、

引っ越しや、家庭の事情や

いろんなことが重なって、

だいちゃんと離ればなれになってしまったのだけど、

たくさんのパグを見る度に、

「あ、だいちゃんに似てるなw」って思って

とても懐かしくなるのだ。

でも、大人になって今思う。

あ、だいちゃん、お父さんに似てたんだ。

二人とも天国にいってしまったから、

記憶もあいまいなんだけど、

かしこそうなどんぐり眼は似てた気がするよ。

追記

最近パグ熱が暴走。

かわええ。かわええ。

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